10月6日 20時05分 天秤座にて新月。
天秤座は12星座の7番目の星座にあたるサイン。
牡羊座から乙女座までの6星座は「個人」つまり「内側」の世界を表し
天秤座から魚座までの6星座は「社会」「外側」の世界を表しています。
「私」を発見し、そしてその「私」を持ち、外側の世界へ繋がっていく。
私とあなた。 相反するものをバランスさせていく。
そして、また天秤座は「出会い」のサイン。
「人生は出会いで展開していく」。
何年か前に、そんな言葉を頂いたことがあります。
久々の再会や、偶然の出会い、
人との出会いで起きる化学反応は予測不可能。
出会いの先に、また、出会いがあり、苦手だと思っていた人が最高の出会いを持ってきてくれることもある。
出会う人は、自分の一部。
そんな考え方が占星術の世界にはあります。
自分と全く違うタイプに見える人も、苦手な人も、憧れの人も、一緒のいて居心地のいい人も
縁があり出会う人は、「自分」を映し出してくれる鏡。
自分はこうだ と思っている自分が いかに小さいかを「出会い」は気づかせてくれる。
新しい出会いがあるたびに、世界が広がるたびに、新しい自分を発見していく。
出会いに積極的な人にも、人との関わりに消極的な人にも、この時期
星たちは あなたの世界に「出会い」をもたらしてくれることでしょう。
未知のものや、不慣れな世界へ飛び込むことが苦手な魂も、冒険好きな魂も、出会いを通して
新しい自分と出会うことになるでしょう。
10月は、新月を皮切りに、半年近く逆行をしていた星たちが順行へと転じていきます。
10月7日、 破壊と再生の星、冥王星が山羊座にて半年ぶりに順行。
そして、9月27日から逆行していた水星も10月19日に順行へ。
眠っていた縁、忘れかけていた縁、過去の縁をたぐり寄せて、再燃していく縁。
あなたが新しくなるたび、相手も新しくなる。
今回の天秤座新月には火星も重なり、出会いに、エンジンがかかっていく模様。
自分が何者かを知りたければ、自分でないものと対峙しなければならない。
関係性を築くことは、楽しいことばかりではなく、時に傷ついたり、心が疲弊することもあるかもしれません。
1人で、自分の世界にいたほうが楽。
そんな風に感じることもあるかもしれません。
他者を自分の鏡として見ることは、自分を戒めるためではなく、自分の可能性を広げていくためだと星は伝えます。
他者の中に新たな自分を見出し、
他者の中に手放したい自分を見つける。
関わりという海に飛び込んでいくような新月。
まっさらな自分で、世界へ飛び込んでいくあなたを星たちは見守り応援してくれるでしょう。
素敵な新月になりますように✨。