10月に入り、
10月7日に「破壊と再生の星」冥王星が順行へ。
10月11日に「土台と制限の星」土星も順行。
今週に入り、
10月18日に、「拡大と成長の星」木星が順行、
10月19日に、「太陽の意思を伝える星」水星も順行。
その中で迎える「牡羊座満月」。
次々と、星たちの力が解放せれていく模様は、これまでの練習や訓練、修行の成果を
発揮させていく、というような空気感を感じさせます。
時間は一つではなく、いくつもあり、折り重なっているため
始まるものもあれば、終わるもの、まだ精査中のもの、保留中の案件など
様々なことが同時進行であるのは否めませんが、それでも今回の満月は、大きなターニングポイントと言えるでしょう。
占星術の最後の到達点は「星を越えること」。
それは、「統合」と呼ばれます。
2020年あたりから、様々なところで耳にする「自分軸」。
自分と内面を一致させること。
自分の本質と自分が重なった時、人は外側に答えを求める必要がなくなるなんてよく聞きます。
それは、乗れなかった自転車にスイスイと乗れるように考えずにできてしまうというようなことなのかもしれません。
例えば、料理も、包丁の使い方、食材の選び方、扱い方、調理の仕方を身につけることができれば
あとは、自由に自分の好きなものを作ることができます。
身につけるまでは、本を読んだり、誰かに教えてもらったり、失敗と成功を繰り返しながら経験を積む必要はありますが
一通り、様々な経験をして自分のものになれば、あとはさらにそれを磨いたり、想像力を駆使して、自分なりに表現したりと
次のステージがやってきます。
自身が星を越えると、自然と次に何を選択したらいいのか、
問題が起きた時にどう対処したらいいのかということが自ずとわかってきます。
そうなると、もう 星と共にある と言え、星を追うことも必要がなくなり、
まるで答え合わせ というような感覚になってきます。
磁石のように、必要なものを引き寄せるようになっていきます。
牡羊座は12星座 トップを走る星座。
「I am 」。 (私はある)
全ては一つ という世界から「私」を知るために。「私」を感じるために勢いよく飛びだした魂。
私を知るために旅をする「魂」ですが、最終的な答えは「ただ、ある」。ということ。
自分が心地良いと感じるものも
興味をそそられるものも、
好き嫌いも、
表現したいものも、
感じてしまう責任も
出会う人々も
深く繋がりたいと思う人も
ワクワクすることも
負けたくないと思うものも
共有したいと思うことも
様々なシーンで感じることになる愛も
全て、あなたが何者かを教えてくれるもので、あなたの中にあるもの。
そして、「私」を探しに旅に出た魂は、 「私」を「私」の中に見つけます。
満月は、太陽の光が月に映し出される現象。
欠けることなく、映し出される美しい月は、「あなたはあなた以外の何者でもない」。
ということを思い出させてくれるようです。
全ての魂は旅の途中。
自分を離れて、自分を探す旅。
高揚感や、絶望感、興奮するほどの喜び、狂おしいほど誰かを愛おしいと思う心、体を蝕むような怒り
優越感、劣等感 これらの感情は旅する魂だからこそ できるかけがえのない素晴らしい体験。
そして、これらを超えた先にある
あなたがあなたと一致した時に感じる訪れる「至高の感覚」。
そんな感覚を呼び起こす鍵は、意外にも小さな喜びの中にあります。
人々が憧れるような、夢の中ではなく 日常の中に溢れています。
12星座、トップを走る牡羊座で起きる満月。
力強く、エネルギッシュな満月の光は、忘れかけた「私」を思い出させてくれるでしょう。
力強い満月に、エッジのかかる角度で冥王星が絡み、支えるような配置に木星があります。
満月は、普段、心の奥底に仕舞い込んだ感情、我慢していること、辻褄を合わせて飲み込んでいることが浮上してきます。
冥王星は、こうあらねばいけないと、無意識の思い込んでいる古い自分を破壊し、新しい自分を再生させようとしてくれています。
木星は、もっと自由に もっとあなたらしくと寄り添います。
牡羊座の月は、フォーカスするのは、周りではなくあなた。あなたがどうありたいかだ大切と伝えています。
自分探しはやめて、何者かになろうとするのはやめるステージへと星たちは誘います。
牡羊座のテーマ。 I am。
「私はある。」
今夜は美しい満月が見られそうですね🌕。
素敵な満月になりますように✨。
満月が引き寄せる
完成した自己に必要なものを