moon

星と私を繋ぐストーリー

現在、過去 、未来を旅するストーリー。 ちょっと違った視点で世界を眺めてみませんか?

牡羊座で新月 始まりの始まり。

 

4月12日 11時31分 牡羊座にて新月を迎えます。

 

 新月は地球から見て、月と太陽が重なる現象。

 

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 そして、太陽と月が位置する方向に牡羊座がある それが牡羊座新月となります。

 

太陽は肉体を、月は心を表すとされ さらに心理学的に、太陽は顕在意識、月は無意識を司り

 

太陽と月が重なる新月は、心と体が一体化するタイミングとなるので毎月、新月は小さな生まれ変わりの時となります。

 

  そして今回、新月が起きるのは牡羊座

 

 占星術の世界では、春分点にて、太陽は新たに生まれ変わるとされ 

 

 また、それは同時に太陽が魚座から牡羊座へと移動を意味し新しいサイクルへの移行を表します。

 

そして、今回初めて迎える「牡羊座新月」。

 

 始まりの中の始まりと言った特別な新月、新しく誕生する、Re:birthの新月となります。

 

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 現在 全天体順行、つまり天体たちが皆、前へ前へと進む力を備え進行していることもあり

 

勢いよく、花開いていくようなエネルギッシュな時間に私たちはいると言えます。

 

 

 前へ、前へ、 エネルギッシュ、スタート、始まり、全天体順行 花開く これらの言葉は

ポジティブ、ネガティブという二択ならば、おそらく ポジティブな意味合いとして使われることが多いのかもしれませんが

 

占星術は本来「良い」「悪い」が語られる場所ではありません。

 

 全ての天体が応援してくれている= 何かを始めるに良い時。 と安易に解釈してしまうと、大切な物を見失うことになってしまいます。

 

 占星術は、バランスを取るためのシステム、中庸を探すための指針となるもの、そんな風に捉えると良いかと思います。

 

耳障りが良い言葉や、鼓舞されるようなメッセージは、聞いたその瞬間はいいかもしれませんが人生の滋養になってくれるかと言うと、そういう訳でもありません。

 

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 例えば、今 牡羊座の太陽のもと、物事が全てが、勢いよく前に進んでいる時には、同時に、見落としが増えたり、

 

振り返る時間が持てないまま、状況が進んだりと言うことも起きるので そこに「自分」を置き、自分らしくあれる軸を探すことが大切になってきます。

 

 

 星の影響だけでなく、4月は、気温が上がり、日が長くなり、花々が咲き、草木も茂りだし、自然と生き物は、外に出て何かを始めようとする時期でもあります。

 

 今、まだ 自由に外出して、人と気兼ねなく会うことにブレーキが必要な状況だとしても本来、人は体を動かし、人と会い、コミュニケーションを取り、表現し、社会と関わりをもつ種。

 

 春を迎え、気をつけながらも 外へ出たいという気持ちを抑え込んでおくのは難しいことかと思います。

 

 何かが、前へ進む と言うことは言い換えれば「進行」。

 

 人により、状況により「進行」するものが「何か」によりそれを意味することは変わってきてしまいます。

 

社会的に、大きな時の流れの中では、「前へ前へ」と進む時間にいるのでこんな時こそ、時間に余裕を持ち、予定に余白をもつことが良いかと思います。

 

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 太陽が365日かけて、12星座を巡る1年の旅を人間の一生に例えるならば 牡羊座は、魚座で人生を終え、天に帰り、そこから再び地上に戻り、産声をあげて母親の体内から生まれたばかりの赤ちゃん。

 

 魚座にて一体化を経験した魂は、また 再び「私」を体験するためにそこから、勢いよく飛び出し「命」を纏い生まれます。 

 

 いくら、牡羊座がエネルギッシュで、生命力溢れるパワフルなサインだとても、生命力の塊のような赤ちゃんが 母親の抱かれ、守り手を必要とし、睡眠を欲するように

牡羊座は、庇護を必要とする、危うさを持ったサインであるということを忘れてはいけません。

 

 まだ、人間界に慣れていない純粋な魂のようにこの時期の人間も、冬から春への移り変わり、三寒四温を体感し、心身はまだまだ 実は本調子ではないと言えるので

無理をせずに、休める時は休みながら、徐々に徐々に、自分の体調、心境と擦り合わせしながら、1日1日過ごされると良いかと思います。

 

 

  2020年、2021年は天体の運行から読み取れる「変化の時」というメッセージ。

 

2020年が、変化の始まりの鐘がなる年だとすれば、2021年は変化が目の前の現実にどんどん現れ始める時。

 

「変化」と言う言葉も同じように「良い」「悪い」に振るいにかけることができないので「変化」をどのように自身が捉えるかに尽きます。

 

 牡羊座に太陽があり、そして、月が牡羊座に入り、重なる新月

 

 牡羊座のテーマ「自分は存在する」。「私はある」。

 

これは、肉体的に「存在する」ということだけでなく自身が、世界をどう見ているか、どのように捉えているのかその答えが 「あなたという存在」を作っているということ

 

 それが牡羊座のテーマになります。

 

 

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 現実逃避する物が溢れるこの世界で、 自分に意識を持ってくることは容易ではないですが、筋トレのように、繰り返すうちにいつしか底を支えるような力になってくれるのかもしれませんね。

 

 

 牡羊座新月

 

 

 2021年、牡羊座新月を起点に世界は、様変わりしていく、そんな風に星たちは伝えます。

 

 今までの常識が常識でなくなり、当たり前が当たり前で無くなっていく。

 

不安を煽ってしまったら申し訳ないですが、変化しないものはなく、変化が誰の目にも明らかに見えるそんな時間に入っていく と解釈して頂けたらいいかなと思います。

 

 自分がどうしたいか、自分がどうありたいか それをはっきりとさせることが「新月の願い事」へと繋がります。

 

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 それ故、

 

 「私は存在する」。

 

 そのための「答え」を用意しておくことが、大切になりそうな牡羊座新月

 

 あなたは誰? 

 

 と月が問うでしょう。

 

 月は、あなたの内側に話かけます。

 

 月は、あなたの感情を通して、話しかけます。

 

 始まりの始まり。

 

 牡羊座新月

 

 月と太陽が重なり、一つになる時。

 

 あなたは、あなただと思い込んでいる、殻を脱ぎ、あなたとして また新しく生まれ変わり、そして同時にあなたを思い出す時間となるでしょう。

 

 勇気を持って、一歩踏み出すあなたを、

 

 潔く、あきらめるあなたを 月はそっと後押ししてくれることでしょう。

 

 素敵な新月となりますように。

 

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