5月12日 午前3時59分にに牡牛座にて新月を迎えます。
その時のホロスコープがこちら。
天体が「アイデンティティ」「自己」を表す第1ハウスに集まっていますね。
そして、運の入口と呼ばれる「アセンダント」の真下に天王星が滞在し、
本格的な「自己改革」を始める時を知らせています。
新月は、「始まり」のタイミング。
月のサイクルは呼吸と同じようにサイクルがあります。
吸って（新月から満月に向かう時間）、そして 吐いて（満月から新月に向かう時間）。
これを毎月繰り返しています。
空を見上げ、浮かぶ月は24時間を刻む時計のように、私たちが、今「どんな時間」にいるのかを教えてくれています。
前回の4月27日の蠍座満月🌕
眠りについていたものが目覚める覚醒の時を知らせる満月でした。
とてもサイキックで神秘的なパワーに満ちた満月で、雲の隙間から
見えた幽玄な姿は、「目に見えない世界」の勢力の目覚め そのものでした。
4月27日蠍座の満月の記事はこちら。
https://planet0story.hatenablog.com/entry/2021/04/27/092110
蠍座満月、覚醒した意識は、この新月に向かい徐々に身体に浸透し、
そして、牡牛座の新月 変容を終えた自己 として生きる始まりのタイミングを迎えます。
ここ最近、次元が変わってしまった
前の自分と違う、
毎日にリアルさがない、
と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
変容の時間は、言い換えれば、蛹から蝶になる時間
蠍が鷲にアセンションする時間。
「檻」「殻」「枠」から自らが解放され自由を手に入れた瞬間。
まだ、自分が蝶になったことにも鷲になったことにも気づかず、慣れない身体と環境で
うまく自身をコントロールすることができず、憧れていた「自由」を堪能することはできず、不安定な状態なのかもしれません。
意識が覚醒した後、しばらく物理的に、身体に「目眩」「眠気」「疲れ」「不安」「浮揚感」
を感じるかもしれませんが、次第に治まってきますが、ただ、「浮揚感」は残るかと思います。
意識が覚醒すると、同時に「重さ」から解放されるので「軽さ」を常に感じることになります。
執着が無くなくなり、情念から解放されるので、なんだか自分が冷たくなったのかな、なんて感じるかもしれませんが
その違和感に囚われなくても大丈夫です。
自分に足でしっかりと汗をかいて、山道を登るような世界が
急に、高速なエスカレーターで上がっていくような世界に変わってしまえば無理もありませんね。
例えば、欲しいと思ったものが、手に入ることが続いたり、
時間の感覚が変わって、1週間前が1ヶ月前に感じたりと
感覚の変化に戸惑うこともあるかもしれませんが、 ゆっくりと新しい世界に慣れていけば大丈夫です。
このブログを読んでくださっている方の中には、何を言っているのか全く分からないと思っている方もいらっしゃる方、
なんとなく分かるけれど、不安感が消えず苦しいと感じてる方もいらっしゃるかと思いますが、
近い未来、経験した時に、「あ、この感覚」だったんだということが分かるかと思います。
(天体たちの動きから意識のアップデートという意味が読み取れ、それはここしばらく続きそうです)
先に、この感覚を感じたから「良い」とか「悪い」も、「すごい」とかもなく
ご自身で、そのタイミングをそれぞれ、持っていらっしゃっていて、それがベストのタイミングとなるので焦らないでくださいね。
今、不安や孤独を感じている方は、変容間近とも言えるので、1人の時間を大切にしながらも
自然が豊かな場所へ行ったり、リラックスして過ごせる人と時間を過ごすなどして、周りの無益な情報や
煩わしさを感じる人間関係からは距離を置くようにされるといいかと思います。
何も変わりないという方は、今できることを一つ一つやっていくと、
思いがけないところに扉が現れる、問題が解決してしまうなんてことが起き始めるでしょう。
去年の12月、宇宙に時間があるとすれば、その宇宙スケジュールの中で大きな節目を迎え世界は反転を始めました。
（余談ですが、すっかり変わってしまった は英語で It has changed completely. 最近、この言葉がふと頭によぎります）
2019年から2025年まで牡牛座に滞在する天王星は、世の中の当たり前に改革を起こし
こうあるべきという価値観や、ライフスタイル、生活基盤、経済、に革命を起こしていきます。
おそらく2025年には、今とは全く違う「価値観」が生まれているかと思います。
そして、それが「自己」を表す第1ハウスにて起きる。
牡牛座は豊かさを表す星座でもあり、
「あなたを豊かにするのは、他の誰でもないあなた」というメッセージを持っています。
美味しいものを食べる、お酒を飲む
美しい景色を見る、旅行をする
リゾートでスパを受ける
大自然の中で、思い切り深呼吸する
ショッピングを楽しむ
ライブへ行って、思い切り叫ぶ
誰かに愛される
一緒にいて安心感を得る
当たり前にようにできていたことに制約がかかった時、豊かさに供給が途絶えた時 それらは全て外側にあるもので
いつまでも留まってくれる、永久的な幸せや豊かさではないと、人は誰しも気がつきます。
そして、孤独や不安を感じるでしょう。
そして、その孤独や不安から逃れるために、また「刹那的な幸せ」を求めるのかもしれません。
魂と身体。
今までの世界はどちらかといえば「身体」や「エゴ」を満たす方に意識が向いていました。
名誉、お金、資格、家、車、学歴、容姿、情報。
これから、目覚めの時を迎え 魂 に意識が向いていきます。
外側の世界がフェイクに見えてしまう、なんて方も多くなってくるでしょう。
「洗脳」から目覚める人々が増え、身体や精神を蝕んでものから距離を置き始めるでしょう。
牡牛座のテーマである「I have」私はは持っている。
I haveに続く言葉をご自身でいくつか
思い浮かべてみてください。
豊かさは、他者から与えられるものではなく、自分自身の中にあるもの。
価値は命そのものにあるものと牡牛座は伝えます。
牡牛座は持って生まれたもの、環境も表します。
生まれ育った環境、家族、 それらが、絵に描いたような素晴らしい家族でなくても
思い出したくないような辛い環境だったとしても、それらは全てが あなたにとっての「資産」、であることを牡牛座は再度 思い出させてくれるでしょう。
自らに、そして自らの過去に光を照らすことができるのは、あなただけ。
自らで豊かさを生み出すこと。
例えば
自分で簡単でも、美味しいものを作ってみる
一杯のワインをゆっくりと楽しむ
ハーブティーを飲む
楽器を演奏してみる
家に近くを散歩してみる
クローゼットを整理して、新しいコーディネートを考えてみる
良書を読み、役に立つ知識を身につける
アロマを焚いて、ゆっくりとストレッチをしてみる
誰かを愛す
誰かに安心感を与える
誰かに喜びを与える・・・
五感を自ら満たす。
新月はそんな時間にして頂けるといいかと思います。
新月の願い事は、
自分が自分の才能（好きなこと、得意なこと、夢中になれること）を使い、周りの誰かを喜ばすことは何か？
自分の才能を使い、社会で役立てることは何か？
この問いから始めると良いかと思います。
そして、大きくても小さくても
自分が自分の才能を認められ、誰かを豊かにしたり、喜ばせている姿をイメージし、
願い事を書いてみてください。
牡牛座は豊かさ、収入、お金の入口でもあります。
自らを豊かにし、そして周りを豊かにしたとき、ぴったりな豊かさを
「形」としてあなたに流し込んでくれるでしょう。
自身の才能について、持って生まれた環境について意識の変革が起きる新月。
一見、辛いことに見える自身に起きる変化をポジティブなものへ昇華していきましょう。
星たちは「変化を恐れない者」を全力でサポートしてくれます。
それでは素敵な新月をお過ごしください
追記
占星術は天体の動きと地上の出来事との関連性を研究し、読み解き
捉えることのできない「人間」「世界」を把握するために遥か昔から、人びとを導いてくれる「術」すべとされています。
受け身である限り、それは「誰か」に運命を預け、ただ、外側の環境に翻弄されてしまい
「いい日」をいつまでも待ち、「悪い日」を避ける「制約」された人生になってしまいます。
占星術は、自らが自らの人生を創造しようと、能動的に動く者にとってはじめて、
信頼できる「師」のように、導いてくれるガイドとなります☺️
占星術、月の満ち欠けに興味のある方は
ぜひ、受け身でなく、自身のホロスコープ(生まれたときの出世図)をご自身で読み解くことを
おすすめます。
雑誌やメディア、本から自分なりに調べてみるのもいいですし、感覚の合う占星術の方のお話を聞くのもよいかもしれません。
年末より、個人鑑定は受けていませんでしたが
セッションを受けたいという声や、占星術や
ムーンサイクルを日常に生かしたいという声を頂き
6月より、自分のホロスコープを読みたい
自己分析をホロスコープでしたい
占星術に興味がある
自分の才能を生かしたい
という方に向けて
小さな星のティーサロンを
開催していきたいと思っています。
占いではない、風の時代の占星術。
モードな占星術 を皆さんと共有できたらと
思っています。
また、決まり次第 お知らせさせて頂きますね✨
