3月13日19時21分
新月は、地球から見て月🌙と太陽🌞がぴったりと重なる現象。
今回は12星座、最後の魚座にてその時を迎えます。
ありとあらゆるものの境界線が消え、全てが混ざり合う時。
そして、魚座にある「夢と幻想」💎を司る海王星に月が重なりイリュージョンのような
領域を生み出していきます。
そして、愛と美の女神、金星が寄り添いマーベラスな魔法をかけていく、
まさに、ジャガールの絵画のようにファンタジーで幻想的な青と光の時間。✨
描いていた夢が現実化していく時間。
まるでおとぎ話のような描写ですが、
夢が叶う、ということは同時に夢は夢でなくなるということ。
おそらく、今手にしている現実は、もしかしたら
遠い昔、何年か前、去年、
夢に描いていたことなのかもしれません。
憧れていたものや、切望していたものが、いったん手のうちに入ると
それは輝きを失うことがあります。
おとぎ話の続きがきちんとあるように、輝きを失ってから見える現実を手にするのです。
しかし、一方で最初から夢を抱きながら、同時に夢の正体を的確に捉えていたならば
手にしたものが、光り輝くものでなくてもがっかりすることはなく
また、次の夢をかがけ新しい旅を始めることができるのです。
恍惚となる時間の中で、夢現の中で
それを生み出している正体は何かという現実的な眼差しを持つことで
幻想の海に溺れることなく、この世界の中でイマジネーションに形を与え
それが、また人々に夢や希望や感動を届けることになる。
幻想は、夢や美しさを伴いますが、もちろん危うさも伴います。
幻想に囚われると、夢を現実化するために
現実的に動くのではなく、ただ、妄想や夢想を
繰り返し、シビアな現実に傷つき、うちにこもり
自己完結のループに閉じ込められてしまします。
ありとあらゆる境界線が消え、全てが混濁したカオス的な美しさの中で
自分にとっての「現実」を選びとる、もしくは選び出す時間となるでしょう。
そして迎える3月20日の春分🌸に自分が選び抜いた現実を生きていく。
そこには、力強い生命の力が必要となります。
多種多様な生き方や、価値観が強く認識され始めた2020年、
そして、それらが輪郭を持ち出す2021年。
他の誰とも比べることはない、「私はある」I am でスタートする牡羊座の季節が到来します。
魚座のメッセージ「I belive」私は信る。
魚座新月の、全てがある その世界の中で 自分が信じたものが現実を生み出していくことを
再び思い出して見てださい。
人の数だけ世界はある。
魚座はそれを熟知している星座です。
それゆえ、時に世界に自分を溶かしてしまうことされあります。
しかし自分が溶けた世界で、また自分を新たに再創造することができる強さも持っています。
全てを許し、世界の一部である自分を一度、海へ溶かすように、一体化させ
そして新たに自分自身を再創造してください。
新しいサイクルが始まる前の静かで、そして全てが混ざり合うこの時間の中で
イリュージョンを起こしていきましょう。
それでは、素敵な新月をお過ごしください。
◆ワインと美食と星の記憶
3月12日、月が魚座に旅を進め、新月のエネルギーが浸透していく時間。
まさに現実と夢を行き来するような時間を過ごしていました。
シークレットランチ会
ワイン持ち込み可ということで、ナチュールのワインを2本。
フランス、アルザスの白
シルヴァネール90%、ピノ・ブラン) 10%、
お昼のランチにぴったりな憂いを帯びたレモン色のワイン。
そして、最後お肉に合わせて スペイン リオハの赤
テンプラ、ガルナッチャ、グラシアーノ、カベルネ
重すぎず、なめかで 柔らかでジューシーな肉によく合いました。
4品の料理と、デザート。
まさに絵画のようなしつらえで、繊細ながら緻密。
それぞれの食材の特徴が、消されることなく調和して、生きているようでした。
未来を想起させるようなストーリー性のある料理の数々。
そして、洗練されているのに懐かしさや安心感を与えてくれる味。
いつもの空間が、アップデートしたかのように違う表情を見せてくれました。
最後にはバースデーをお祝いしていただきました。
イマジネーションを現実の世界に落とし込む、それは
イリュージョンのようですが、その裏側にある幾重にも積み重ねられた時間に
感動せずにはいられませんでした。