7月21日 AM2：33
蟹座にて新月を迎えます。
前回と同じく 蟹座での新月。
月は約2.3日星座を移動、つまり 28日で星座を一周し、
本来は
牡羊座の新月の次は 牡牛座、牡牛座の次は双子座と巡っていきます。
今年は大変珍しく、2回 同じ蟹座で新月が繰り返されます。
前回の蟹座新月は 蟹座0度という ピュアな度数で起き
今回は蟹座28度という 熟成した度数での新月となります。
同じサインで起きるということは それだけ 宇宙が強調しているということ。
再度繰り返されているメッセージは「内側に意識を向ける」。
再び 社会のあり方は揺れ始め
不安の中にいるように感じますが
こんなにも
ひとりひとりの選択の重なりで未来を作る
どんな決断も正しくなく
どんな選択も正解でない
ということを痛感したことはないと思います。
誰も 現実を掌握することなどできないと分かっていながら
それでも 何かを捉えようとし、答えを外側に探してしまう今。
「現実」を必死で捕まえようとしても掌をするすると抜けていく。
「反転する世界」は どのような 像を結ぶのかと 思った 去年。
今年に入り 経験したこと それから 未だ経験の最中ですが
いつも何かしら 「正解」や「ルール」や「常識」を見せてくれた世界は
答えを「ひとりひとり」に委ね始めたように思います。
今 現在の 星の運行を見ますと 社会天体と呼ばれる 「木星」「土星」 そして 再生と破壊の星「冥王星」が
「社会」「枠組み」を象徴する「山羊座」に集結しています。
「社会」「常識的」「ルール」「枠組み」は解体され
難攻不落だと思われていた城は崩され
これさえあれば大丈夫とおもっていた 「印籠」もその効力を失う。
本当のことを言えない世界が終わりを迎える前に
解体されていく世界で あなたは何を掴みますか？
そう 何度も何度も 宇宙は問いかけているようです。
今回 の新月が起こる
そのちょうど 対岸 反対側の 「蟹座」は 「内側」を表すサイン。
何度も言いますが
二度の新月が今年蟹座で起きるという 印象的な今年。
外側は内側の現れである ということを 強く伝えています。
あなたが見るものは、全てあなたの投影だというこということが
本当に分かった時に
もう一つも世界が目の前に現れる。
一枚だと思っていた写真が 何億枚もの重なりであったと気づいたら。
どの一枚を選び取りますか？
2020年
共有している世界を大切にしながら、
「個」である私たちは 自分自身を剥がし 解放していく、
「時」「分岐点 」に差し掛かっているような気がしています。
多数の意見が正しい答え とされて それをもとに
作られた世界の中で息ができなくなる人が必ずいて。
息ができなくなり、闇や自分の影に
囚われていた人がいたら、
あなたは一人ではないよというより
私もあなたと同じように孤独を抱えていて
私にも影があり
闇に囚われそうな夜があり
同じように不安で
正解が分からず
途方にくれている と言ったほうが その人は 救われるのかもしれません。
そして
その中で、自分に問い続けて
自分で答えを見つけているということしかないこと。
多数の意見や、世論に同調せず
自分の答えを見つけることを続けることで
自身は作られる。
蟹座は基盤、居場所、守るべきものを表すサイン。
自分を含めた環境、家族をはじめ
あなたを取り巻く人々、
自分から、滲み出て作られる空間。
それが、焦点へ集まり
映し出されるのが あなたにとっての社会。
社会に不透明さを感じるならば
内側に迷いがあるということ
社会に不満を感じるならば
内側を満たしていないということ
起因を内側に探しだしたときに
再生と破壊の真意が見えるのかもしれません。
今まで、嫌と言うほど自分に向き合って
来た方には
今回の蟹座新月は、軽くなり、リセットされ
何かから自由になり
もうこの自分で行こう
と新しく来る風の時代の前兆を感じながら
一歩踏み出す タイミングとなるでしょう。
そして、ヴィジョンは探すものではなく 内側にあるということを
しっかりと感じることができるでしょう。
それでは素敵な新月をお過ごしください♡
