6月6日 2時43分。
射手座サインで満月。
そして月食。
月食とは、地球が太陽と月の間に入り
太陽から受けた光により 月に影を落とすことで 月が欠けて見える現象。
月が蝕まれていくように欠けて行く姿から
「蝕」と呼ばれ
「何か良くないことが起こる前触れ」とされて
縁起の悪いものとされていたようです。
特に 大気の影響を受け夏至前の月は 赤く染まるので
理由を知らない 昔の人々に、不吉とうつるのも納得です。
今では
「ストロベリームーン」と可愛い名前がついて 赤い月を怖がるような風潮はありませんが
それでも、この「蝕」が「起点」「変わり目」「分岐点」であることは
変わりないです。
「蝕」では、天地と共に 個人においても「変容」や「淘汰」「破壊と再生」
を経験すると考えられています。
特に今年2020年は 「再生と破壊」の年。
そして、4回の月食。
月も 他の天体のように 強く「変容」を促しています。
そして7月5日山羊座の月食(今年3回目)、と今日を起点として
「変容」の流れはいっそう強くなっていきます。
「月食」の時は ある種「酸素が薄くなる」ようなことが起きるので
いつもより疲れやすかったり
眠くなったり
身体を重く感じたりと 体調の変化を感じる方もいらっしゃると思います。
と同時に
精神的に不安定になったりすることもあると思います。
今年は変容の年。 ある種「乱気流」の中にいるような時間でもあるので
「月食」を過ぎても 揺らぎは続きます。
星たちは、全身全霊で変容させようとしているので
変化に抵抗するではなく、変化を受け入れることが大切になってきます。
射手座は「ケンタウロス」のその姿が表すように
「二重性」を表しています。
肉体と精神。
獣性と神性。
どこまでも伸びやかに自由を求める射手座のエネルギー。
肉体にある「魂」は ある種 閉じ込められている状態。
ですが
肉体を遥かに超える「魂」や「精神」は時に 肉体を超越することもできます。
肉体を持ちながらも制約させることなく 自己を完全に解き放つことができることを
教えてくれる「射手座」。
射手座は「思想」「哲学」「宗教」を司るサイン。
180度相対する双子座が 「知識」を学ぶサインであれば 対する射手座は「叡智」を学ぶサイン。
「肉体」を持ちながら 「肉体」を超えることについて 様々な宗教が語り
「哲学」問い その物語は今も続いています。
「月」は 占星術で「心」「過去、過去性」「潜在意識」を司る 天体とされています。
射手座での満月。
「何かから解放されたい」いう 切なる願いが叶うタイミングでもあります。
例えば、本当はもう終わりにしたい と心の深くでは思っているのに
でも、恐れや執着から 終わりにできない 場合は それが表面化しやすいタイミングとも言えます。
そのパートナーシップは「恋人」「夫婦」「友人」「ビジネスパートナー」などの 他人にとどまらず
自分にも当てはまります。
自分とのパートナーシップ。ここに「鍵」があります。
今日は 午後から 満月にちなみオンラインサロンで「満月🌕瞑想」を。
そこでは、少し時間をお借りして 今回の 射手座満月に秘められた「鍵」についてお話しさせて頂きます。
変容の真っ只中にいる今 「瞑想」、「メディテーション」は
揺らぎの中で 安息の場 を 出現させてくれます。
あるサイキックが 8月末まで続く 強い変容の時間を「針の目」を通るような時間と 表現していました。
まさしく そんな時間。
糸に針を通す時の あの集中力。 いらないものは思い切って捨てていくしかないとも言えます。
2020年を起点に 「0」に戻るまでのカウントダウンの中での
今回の「射手座 満月🌕」。
昨夜は美しい月が見えましたが 今夜ももられるでしょうか。
では、素敵な射手座 満月をお過ごしください。