「自己表現」という意味で重なる
獅子座と水瓶座。
前回 8月1日の獅子座の新月から、今日水瓶座の満月に向かって
月は満ちてきました。
外側へと自らを押し出す季節は
これを機に内側へと向かい出す。
獅子座と水瓶座
どちらの星座もキーワードは「自分らしさ」。
獅子座がナンバー1の「自分らしさ」ならば
水瓶座はオンリー1の「自分らしさ」かな。
前者、獅子座は「それは、私です」と挙手をするような主張。
先日、医学の世界を牽引するある方とお話しをさせて頂いたことがありました。
「力ある若者」をピックアップして応援していきたいけれど
手をあげてくれないと見つけられない。
例えば、壇上から
客席を見たときに、その中にどんなに素晴らしい才能を持っていようが
声をあげない限りは、そこにいないと同じで
「それは、わたしができます。」と声をあげた人が目立ち、
早々に、「じゃあ壇上へ」どうぞと引き上げることになる。
そこでは、能力の優劣より
「私ができます」という「自己主張」
それができた人がステージにあがる。
もちろんステージに上がってからが勝負ですが
ステージに上がらなければ何も始まらない。
発信しないと受信はできない。
この発信力は「獅子座」の「自己表現」に繋がる。
Leo 獅子 弱肉強食の世界
プライド、誇り、プライズ、勝つ、目立つというエネルギー。
壇上にあがり、スポットライトを浴びたときに
本来の自分に出会うことになる。
そして
このエネルギーをバランスさせてくれるかのように
水瓶座の「自己表現」の世界が広がる。
水瓶座は「私は私」「あなたはあなた」というような世界。
フラットで無機質。
ドラマティックな獅子座と美しいコントラストを描き出す。
外側、社会、他者からの評価が獅子座のエリアならば
健全な自己肯定は水瓶座のエリア。
水瓶座のエリアにはナンバー1は必要ない。
凸凹をフラットに直す、クールなアーティストたちの国。
でも、無機質であるからこそ、自由で視界が広く
クリエイティブであれる。
「アリスインワンダーランド」「チャーリーとチョコレート工場」など
魅力的な世界観を創り出す ティムバートン監督の想像力の源泉は
「何のしないこと」。
「何もしないこと」が生産性が高いことだという
彼のインタビュー記事を読んだとき
ドラマティックとプレーンというコントラストが
頭の中に広がりました。
「それは私です」と声を上げて、ステージに立つのは
獅子座の世界。
華やかで、ドラマティックな瞬間。
注目を浴び、賞賛を受ける
そして、即座に
注目を浴びた瞬間に
たくさんの注目の視線や声から、エスケープして
クールなアーティストの世界へ。
獅子座と水瓶座は、相反してるように見えて
同じ本質を孕んでいる
「水瓶座の満月」
あなたは、あなた
私は私。
平等、自由、個性、
でもそこには、友愛のようなフェアで見返りのない常温の愛が音なく広がる。
突き詰めた自分にしかできない「自己表現」は
誰かに求められでしょう。
自分の内側のリズムで生きる。
今日は月は見えそうにないですが
素敵な満月の夜をお過ごしください🌕
追記
一昨日、晴れた空に「真昼の白い月」を見ました。
まだ、完全な満月ではなかったけれど
なかなかの迫力がありました。
台風の影響で、水瓶座の満月は見られなさそうですね。