12月30日12時28分 蟹座で満月を迎えます。
満月は月と太陽が向かい合う配置。
太陽の光を柔らかく映す蟹座の新月。
真昼の月は白く、神秘的なその姿を空に映し2020年を浄化しているようです。
満月は、心を奥底から照らし浄化へと促します。
蟹座満月から読み取れるメッセージは「帰る場所」。
今年、何度も強調された蟹座は「居場所」「家庭」「基盤」を表すサイン。
木星、土星、冥王星、3つにパワフルな星たちは蟹座と向き合う山羊座に滞在し
対岸から強いエネルギーを受け、何度も何度も
蟹座の持つテーマを浮き彫りにしてきました。
居場所、家庭、基盤、祖国、生まれた場所。
これらが全ての人にとって心休まる温かい場所とは限りません。
帰りたい場所であり、時に逃げ出したくなる場所。
遠く離れて初めて、そこがどれだけ気の休まる場所であったか気づかされることもあるかもしれません。
もしくは、そのしがらみから抜けて新しい「居場所」を見つけることもあるでしょう。
自分が自分らしくあれるよう居場所を探し
最後に行き着くその場所は、目に見える世界ではなく心の中にあることを知る。
2020年、
今まで当たり前に過ごしてきた「社会」が解体していく中、同時に
自分を守っていた「居場所」も同時に解体されていく。
ずっと続くように見えた環境も関係性が変化していく。
以前のやり方が通用しなくなる。
12月22日土星と木星が山羊座にて合を迎え、前世界は解体に入り
新しい世界が作られていく今、自分の居場所を再度探さなければいけないような状況が
映し出されています。
ここで、また元の場所戻りたくなるのかもしれませんが
もう以前いた場所はそこにはありません。
あったとしても、そこもいずれ消えていくでしょう。
風の時代と呼ばれる新しい時代。
誰もまだ見ぬその世界へ向かう道の途中。
道を歩く時にはできるだけ身軽に.
たくさんの荷物を背負ってしまっているのはあなたのせいではありません。
全ては繋がっているので自分1人で抱え込む必要もありません。
必要のないものは一つづつ手放し
誰かが持ってくれるなら、その荷物を渡しましょう。
あなたにとって負担であるものも、誰かにとっては欲しいものなのです。
何度も耳にした「ステイホーム」「ソーシャルディスタンス」。
まさに蟹座のテーマそのものでした。
自分軸に戻る。
社会との距離。
今年の夏至には同日、蟹座の日食が起き このテーマをクローズアップしていました。
本当に自分にとって必要なものが分かっていれば
外側に居場所を求めることもありません。
「外側で起きることは全て、あなたの中で起きていること。」
冬至までに準備をしていきましょうと
今年、何度も何度も強調された星たちの言葉。
冬至を過ぎ迎える、今年最後の満月。
今年を締めくくる満月は再び蟹座で起きます。
リラックスしてハートを緩めるように蟹座満月は伝えます。
ステイホーム、ソーシャルディスタンス
俗世から距離を起き、あなたの居場所にいて。
何か心を煩わせるようなことがあれば
受け入れるのではなく、許しましょう。
受け入れようとすると苦しくなります。
なぜならそれは「あなた」ではないから。
ただ、そうなんだねと、開放し心にスペースを作ってください。
スペースは「帰る場所」へと通じる「通路」。
蟹座満月。
頭で考えるのではなく「心」で。
心をざわつかせることはそっと柔らかく手放し、
あなたが心地いいと感じることをしてください。
「懐かしく、心休まる場所」へあなたを誘ってくれるでしょう。
そしてその場所からは2021年の景色が美しく見えることかと思います。
帰る場所。
そこは懐かしさ、温かさを感じる場所。
もし、あなたが戦いの中にいるような毎日を過ごしているならば
今日は温かさに満ちた時間を思い出してください。
蟹座満月の柔らかい光が届きますように。
素敵な満月をお過ごしください。