2021年。
年が明けて1月6日 天秤座にて下弦の月。
13日の射手座新月のリセットに向けて内側をバランスさせる時。
明日1月7日に、2020年6月から半年間 牡羊座に滞在し山羊座の木星や土星、冥王星とタイトな角度を取り
社会と個人という構図の中で「葛藤」を生み出していた「火星」が牡牛座へ旅を進めます。
「あなたは何者か」とストレートに問う 牡羊座の火星。
社会との関わり方、社会の中で自分はどういう役割があるのか、
何ができるのか、改めて考えさせられたという方もいらっしゃったかもしれません。
特に内側に意識を向けられていた方にとってはある種「修行」のような1年。
明日 1月7日には牡牛座に火星が移動して
先に水瓶座入している木星、土星とまた再びタイトな配置を取ります。
年末、12月22日に水瓶座に木星、土星が移動し、2021年以降は
ご自身が持って生まれた才能や、資質に目を向け
それを「個性」として 社会という枠組みを超えて打ち出していくような時間に入ります。
社会という枠組みを超えた時、
今までのように「常識」「ルール」に答えを求めることができなくなります。
これをやっておけば正解。というものがなくなっていきます。
それは、大きな海原に解き放たれる小船のよう。
まだ見ぬ世界に期待を持ちつつも不安も感じ
自由の中の不自由さを感ながら
行き先は自分で決めていく。
2021年、自分の世界を自分で作るということを、コツコツやってきたという方にとっては
少しづつ報われていくような流れを感じるかと思いますが
物質に自分自身を委ね過ぎてしまっていたり
誰かに担がれているような立場にある場合は
まず、それに気づかされるようなことが起きてくるでしょう。
振り落とされる前に、気づき 自分自身でそこから
ゆっくりと立ち上がるか
ゆっくりと舞台から降りていきましょう。
2021年 世界は「優劣」を吸い上げていきます。
今まで、優劣によって作られていた構造、
そこで生み出された優越感や劣等感によって動く巨大なものが
解体していく時、一体何が起きていくのかという想像力が
各のこの先の道を照らすヒントとなるでしょう。
いつでも、答えを求めれば「何らかの答え」をくれるメディアやインターネットに溢れる情報。
いつしか「思考」することをやめて
外側に答えを求めて、それを継ぎはぎして それを現実だとしてきたものが
綻び始め、「虚構」だったということが
2020年、2021年を通して浮かび上がってくると星たちは伝えます。
「思考」がこれからの時代をリードしていきます。
冷静さ、客観的視野、論理的な思考、数字 水瓶座を象徴するものたちが
綻んでいく世界の像をリニューアルさせていく。
2012年から魚座の滞在している海王星は2021年、その力を最も強めていきます。
「スピリチュアル」と一括りに扱われるものたちが
新しい輪郭を纏い、社会の中で市民権を得ていくようなことも起きてくるでしょう。
もう、既に新しい価値観を基盤にしたコミュニティー、カンパニーは多く生まれているかと思います。
壮大なプロジェクトは立ち上がりましたが、それが形となり
体験するのはもう少し先の未来。
2020年 影響力の強い星が滞在した「山羊座」。
木星と土星はそのプロジェクトを推進するため水瓶座に移動しましたが
「破壊と再生の神」冥王星 プルートは2023年まで山羊座に滞在します。
2020年、1度目の革命が起き 世界は揺れ
様々な「声」が上がり 絶対的な価値観、
強靭な枠組み、構造にメスが入りました。
何百年も続いた世界は、生まれ変わろうとしています。
解き放つべきものと
守りたいもの。
それは、個人レベルでも起きていく革命。
牡牛座の天王星は、火星により
その力を強め、変容を促しています。
「壊れていく」という表現は不安を掻き立てますが
「解き放たれていく」という表現は癒しをもたらします。
自身がどこに標準を合わせるか
何を見ているかで
日常にもたらされるものは常にに形を変えるでしょう。
もともとあったものが 失われていく。
例えば、そこで感じる寂しささえも幻想で
「遺産」と呼ばれるものは、物理的に無くなったとしても
「人」に刻まれている。
ただ、あまりにも「物質」に依存していた世界では
容易にそれを理解して受け入れることはできず
それは「痛み」「悲しみ」となって現れるのかもしれません。
先に、新しい世界に移行した方々、
本来の時代をリードしてきた方々がその「痛み」や「恐れ」「悲しみ」に寄り添い
浄化し同じ景色が見れるように導いていくでしょう。
「あなたは何者か」の
答えは「何の仕事をしているか」にも「経歴」
外側にはないということ。
それを解き明かしていくような2021年。
ベールが剥がされた時
「すべきこと」が向こうからやってくるでしょう。
外側に求めて、追いかけて掴んだものが
守ってくれる世界は、アップデートし
今後は、自分であれば、必要なものは向こうからやってくる世界になります。
2021年年末が、また再びゴールとして設定されましたが
それが終わりではなく始まり。
2021年の星の配置から読み取れる大まかな流れで
抽象的な表現になりましたが
毎月訪れる新月、満月が
現実的に、今いる場所を示してくれます。
今回の天秤座での下弦の月。
バランス、調和を司る天秤座。
ご自身の中のバランスを見直すとき。
ご自身の周りで不調和が起きているならば
ぜひ、内側に意識を向けて
ご自身の中に答えを探してみてください。
外側をコントロールすることはできますが
それは終わりのない戦いを意味します。
バランスできる場所は
人により違います。
そのポイントを探すことで
今後、どんな状況に置かれても
バランスすることができるでしょう。
今日を起点とし、星たちが動き始めます。
停滞していたものも動き出す暗示。
ただ、やみくもに動いたり
見切り発車には注意し
今年のテーマである客観的視野を携えて
進むと良いかと思います。
2021年、変容が拡大していきます。
2020年を通して学び、身に付けた力が試される時。
その力をさらに磨き上げ「個の輝き」まで昇華させていく。
月や星のメッセージを通して、道筋を照らすことが少しでもできたらと思います。
★
追記
ここ2年 占星術の仕事を主にしていましたが
今年から、もともとの仕事にシフトを戻していく予定です。
もともとの仕事は
「身体」に携わる仕事です。
また、ブログの中でお話しさせて頂きますね。
「運命はあるのか」という命題に
自分なりの答えを導き出したいという想いのもと
星の配列から、使命、運命、宿命を読み取る日々を通して多くのこと体験しました。
ホロスコープセッションや、星の配置を読む中で
どれだけ外側の流れをお伝えしても、その方の素質を見ても
土台が養われていなけらば、意味がないに等しいということを痛感しました。
土台はどこで整い、養われるのか
これは、もう誰もがご存知だと思いますが
「日常」ですよね。
衣食住。
呼吸、水、食べ物、睡眠・・
人は食べる物によって作られると言われますが
もう一つ
それは、「氣」。
体と氣を整えて養い、巡らし、大きな流れを読む直感を育てていく。
その中で自身の素質を知り生かしていくことこそが「使命」。
命を使うことにつながります。
占星術でカウンセリングをしていると
よく、「使命」や「未来」ついての質問を受けました。
使命は日々の中にあり、
未来は、未だ来ていない。つまり来ないもの。
未来は「今」にあります。
私自身も「未来」や「使命」はどこかにあると思い
星たちから読み取ろうとしていましたが
行き着いた場所はもといた場所なんですね☺️
もちろん、星たちは時空を超えたところから
いつもリードし、律動を示してくれていることと思います。
今年は、
月の満ち欠けや星の配置から読み取れるストーリーを発信する傍ら
「身体」「心」に関するストーリー、日々のことなどをお届けできたらと思います。
2021年、変容が広がり、個が輝きだす年。
皆様にとって穏やかなで柔らかな1年になりますように。
2021 1/6 新しくできたスタバにて。
