moon

Diary of C

好きなこと ワインを飲むこと、踊ること、絵を描くこと

蠍座の時間。

10/23。

 

太陽は蠍座へ。

 

「I desire」
私は欲する。

欲する先は、他者ではなく自分へ ということを
学ぶサイン。


誰かと共鳴したければ、まず
自分と繋がるしかないということを
蠍座は語ります。

 

蠍座はその名のせいもあり12星座の中で最も神秘的な雰囲気を

纏っています。

 

地を這い、毒を持つ「蠍」。

 

傲慢なオリオンを毒殺した神話のように、

蠍座には傲慢さを毒を持って制す役割があるのかも知れません。

 

もちろん、他者に傲慢さを感じる時は、必ず自分の中に同等の傲慢さがあるので

相手に毒針をさせば、自分を刺すことになります。

 

蠍の空間は、横でもなく、全体でもなく、上でもなく、

一箇所を深く深く掘り下げていくことで広がります。

 

ものものしい雰囲気を携えていますが

一方で、すべてを見通すような清廉さがそこにあります。

 

闇が深くなるほどに光が増すように、

光と闇は対で存在し、

 

今、二者択一の世界から人々を、解放しようとそれぞれが

対極で力を増しているようです。

 

闇の役割を引き受ける蠍座はどの

星座にも負けない、「強さ」を持っているのです。

 

蠍座が太陽にあるこの季節は

 

誰しもが持つ「強さ」を試されるような時間でもあります。

 

星の世界では、個の時代、風の時代がくると言われていますが

 

人と繋がろう、縁を広げようとする前に

 

まず、自分自身と繋がるプロセスを踏まないと

 

美しく見える繋がりや、縁ものちに鎖となります。

 

蠍座で逆行する水星は、「自分との対話」dialogue をサポートし

 

これから1カ月、蠍座にある太陽は、すべての人にある

「不動の力」「背後にあるものを見る力」を試しながら呼び起こしていきます。

 

飛躍する、繋がる前に、自分の足元を確認していく時間。

 

根を深く掘り下げた枝は、どこまでも限りなく広がっていくでしょう。