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Diary of C

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冥王星が逆行開始 蠍座満月に向かう月

 

 

4月26日の冥王星 逆行が始まり 

 

3月10日から 続いた10天体順行期間が終わりを告げました。

 

冥王星は、

 

水金地火木土天海冥 、一番外側にある準惑星

 

 

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※2015年に無人探査機「ニューホライズン」が撮影した「冥王星」。

冥王星は 2006年に 惑星から 準惑星に格下げされています。)

 

とは言え 長い間「再生と破壊」の惑星として 扱われてきた「冥王星」。

 

占星術の世界では、そのまま「惑星」として扱われています。

 

 

太陽の周りを 約248年かけて 公転するため、ひとつの星座に約20年滞在し

 

滞在している星座のテーマに「プレッシャー」をじっくりとかけていき リニューアルさせていく「冥王星」。

 

 

 

太陽から最遠で73億kmも離れる冥王星が、地質活動を行っていたことが分かったのは ほんの5年前。

 

 

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逆光で撮影された「冥王星

 

地上から肉眼で見ることができない冥王星は、「トランスサタニアン」と呼ばれ

 

占星術では海王星天王星 とともに 人間の集合意識に影響を及ぼす天体として 扱われています。

 

 

ある写真家の言葉です。

 

 

「人間は現実を所有することはできない。

 

人にできるのは 画像を所有する または、画像によって所有されるということだ。」

 

占星術」。

 

地上から肉眼で見ることができない「惑星」や「準惑星」に まで意味を与え  そこから 何かを読み取ろうとする行為。

 

一見 現実的でないことに思えます。

 

しかし、一方で

 

今 現時点で「こうだ」と科学的に立証されていることも 未来には覆されている可能性があり

 

目に見えるもの、世の中で常識とされているもののみを 信じることのほうが 危険であるようにも思います。

 

人間は「現実」を「所有」しているようで 実は、逆に「現実」に「所有」されているのかもしれません。

 

 

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冥王星をはじめ 天王星 海王星のトランスサタニアンと呼ばれる星は

 

「目に見えないもの」「常識を覆す」「再生と破壊」「天変地異」「冥界」「無意識」「革命」

など、「枠」を超えた事柄を扱い  時に 「無力」を感じさせるほどのプレッシャーを与えてくる役割を担いますが

 

実は、本当は 物事をコントロールすることの意味のなさを教えてくれる存在でもあります。

 

視界を360度にひろげてくれるように

 

意識を拡大してくれる。

 

それが、 スローペースでありながら 根底からもの物事を覆していく、トランスサタニアンのパワーです。

 

 

 

 

冥王星は 凝り固まったもの を破壊してくれる星。

 

「絶対的なもの」などは 存在しない と教えてくれる存在。

 

この冥王星が4月26日4時26分 山羊座の25度で 逆行を開始。

 

(この逆行は 2020年10月4日22時22分 まで続きます)

 

 

 

変容する社会の中で 「死守されているもの」が浮き彫りになっていくでしょう。

社会が抱える「闇」が浮き彫りにされ それに向き合わざる得ないことになる

そんなシナリオを感じます。

 

そして、それは 個人の中でも 起きてきます。

 

無意識下での変容への抵抗が浮上する。

 

一見 柔軟に 変化を受け入れているように見えても

死角があるように 

「手放したくないもの」「自分では気づかない思い込み」があり

 

今回の冥王星の逆行がそれを 揺るがしてくれます。

 

冥王星蠍座守護星でもあり

 

蠍座満月辺りで、無意識下に埋もれていた感情や

 

処理しきれなかった想いが 浮上してくるのかもしれません。

 

 

蠍座満月が 手放せない「何か」をリリースするのを サポートしてくれるでしょう

(詳しくは またお伝えします)

 

前回の 牡牛座満月で書いた「desire」。

 

内なる「欲望」を感じたかたも 多くいらしたようです。

 

「本当はこれが欲しい」

 

でも 贅沢なのかな、

 

不釣り合いなのかな、 現状に感謝すべきかな と

 

押さえ込んでしまうと、それは 形を変え「怒り」や「フラストレーション」として

 

目の前の現実に、投影され始めます。

 

是非 蠍座満月までの期間に 自分の「欲望」と向き合ってみてください。

 

本当に欲しいと思うものを自身に与えると

 

それは、意外に本当に欲しいものでないと気づかされる。

 

誰かが欲しがるものは、決して 自分が欲しいものと一致はしなくて

 

反対に 価値などないと思って 自分から遠ざけているものが

 

本当に欲しいものだったりします。

 

 

 

 

 先週 信頼できる方に「セッション」を受けました。

 

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客観的に自分を見つめる時には 「相手」が必要となります。

 

もちろん、基本は自問自答。「dialogue」が大切です。

 

相手の答えが重要ではなく、対話の中で自分の答えを見つけること

 

これが とても大切になってきます。

 

不思議な感覚で、言葉では説明しきれませんが

 

今までは、「ヴィジョン」が見えていたとするならば

 

2020年に切り替わるくらいから「ヴィジョン」が見えにくくなってきています。

 

これは、おそらく「今 ここ」に意識を向けるべきだという メッセージに感じます。

 

 

今は 誰もが感じていると思いますが

 

「大きな変化に渦」を経験しています。

 

もう、以前のやり方は通用しなくなり、誤魔化しや、ギミックは

通用しなくなってきます。

 

 

自分だと思い込んでいる 殻を 脱ぎ続ける時間。

 

それを繰り返すことで 本当の「欲望」に辿り着けることと思います。

 

1人の時間を大切にすること。

 

自分との対話を徹底的にすること。

 

出来事を他者に投影しないこと。

 

誰かと意見を重ねないこと。(自分の意見を持つ)

 

蠍座は「沈黙」「孤独」「欲望」に鎮座する星座。

 

蠍座満月が恩恵となるのか、試練となるのかは 

 

月が満ちていく間の時間にかかってきそうです。