moon

Diary of C

好きなこと ワインを飲むこと、踊ること、絵を描くこと

冥王星が順行へ

 

9月17日に社会天体であり、全知全能の神「ゼウス」木星山羊座にて順行へ

続いて、

9月28日に社会天体であり時の神「クロノス」土星が同じく順行に戻り

 

10月2日、月が牡羊座で満月を迎え

 

そして、昨日 10月4日 冥府の王「破壊と再生」の神 プルートが順行に戻りました。

 

f:id:node0lady:20201005103826j:image

 

 

9月後半から、重鎮の神々が重い腰を上げ 世界の塗り替えの仕上げにかかり出したようです。

 

その中で戦いの神「マルス」は 夢と幻想の神「ネプチューン」とともに

新しい世界へ行く前に 足りないものがないのか最終確認をしています。

 

戦いの神であるマルス火星は、心理学の世界で「アグレッション」と呼ばれ

誰しもの中にある「攻撃性」を表しますが

 

 

この火星が2年2ケ月ぶりに地球に再接近し

人々の中に眠る「攻撃性」をあぶり出しているようです。

攻撃性は正義を守るためという大義名分を打ち出しますが

 

実際は自分を守るためであり

 

そして、さらに

「攻撃性」は、他者に向けられているように見えて

実は、自分自身に向けられると考えられています。

 

自分の中にいる許せない部分を攻撃していて

 

心の呵責や葛藤は、炙られている心によるものなのかもしれません。

 

そして 10 月4日に順行を迎える冥王星は ギリシャ神話でハデス。

 

f:id:node0lady:20201005104001j:image

 

全知全能の神でもハデスの定めには逆らえないと言われています。

 

人々が自らの内にもつ「闇」をハデスは支配し

足元に広がる地下世界はいつでも 均衡を崩した者を飲み込もうとしているようです。

 

ここに焦点を当てるとちょっと怖さを感じるかもしれませんが

 

この闇の世界を知らずにいるのではなく

全ては表裏一体であるということを教えてくれている存在であるのが「ハデス」、冥王星なのです。

 

 

破壊と再生を繰り返す神は、目覚め 

11月蠍座の季節には、さらに力を増していくことになるでしょう。

 

冥王星は10 月4日 7ハウス「他者」の部屋にて順行へ戻りました。

 

私たちは他者を通してしか、自分を知ることができない

 

鏡を見なければ、誰かに教えてもらわなければ

 

笑っているつもりの顔が憂いを備えていることさえ分からないのです。

 

この「他者」の部屋にて順行を迎えた冥王星は、

社会との関わりの中で他者を通じ「本来の自分」になるために

破壊と再生を人々の本能的な部分で起こしていくようです。

 

自らを壊し再生する強さを持つものにハデスは手出しすることはできず

 

変化を恐れるもの、闇の存在を見ないようにするものの足元を破壊して行きます。

 

ハデスは、人々とともにあります。

 

破壊の先にあるのは「不動の安定感」。

 

失いたくない、壊されたくないと思っているものが必要ないものだと分かってもらえるように。

 

人間の持つ深み「闇」。

自分の中にある闇と共存することによって

自身の中に光を見出すことができると伝えています。

 

9月に転換が起き

新しい世界に向けてありとあらゆるものが

向きを変えていく中で

 

自身の中にある闇を他者に投影することなく

向き合うことで

冥王星は、強い導き手となってくれることでしょう。