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Diary of C

好きなこと ワインを飲むこと、踊ること、絵を描くこと

冬至  2021 12月22日

冬至


世界線が変わる時。


全ての境界線を乗り越える。

 


冬至は、夜の長さが1番長くなり、ここから昼の時間は日ごと長くなっていきます。

 

 双子座で満月を迎え


太陽も射手座から山羊座に移動し、時間が塗り替えられていきます。

 

 今回の満月に光がいつもより明るい、何かいつもと違うと感じた方も

いらっしゃったのかもしれません。

 

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闇が深まれば、光が強くなるように

夜空の星も、より一層輝きを増しているように見えます。

 

12月は、コントラストがはっきりとした時間のように感じました。

 

 明るい未来に繋がるような話題もあれば、

反対に、耳を塞ぎたくなるような事件も。


 最近、様々なところで目にする「二極化」という言葉。

ちょっと緊張が走る言葉ですよね。


 選別されてしまうような。

 優劣をつけられるような。

 

 二極化は「白か黒」か というようなタイトな二者択一の言葉に受けて取れますが


本来は、「白か黒か」または「白も黒も」。

 

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善か悪か、


物質か、精神か


理想か現実か


正しい 正しくない

 

 これらの二元論から脱却し、

それらをブレンドし、自分の支点を見つけるか

 

または対比の世界で生きるか

 

 

 それによって

ここから、見える世界、体験する世界が変わっていくということ。


 それが加速化していくポイントが冬至とされていて

ここから、点と点が像を結ぶスピードも上がっていく

そんなポイントが今回の冬至

 

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 加速点がここにあるということ。


悪との戦いが描かれた、様々な御伽噺や神話は


 自分の中にある「影」を知りそれを昇華させていくというプロセスが

根底にあります。

 

 「悪」と呼ばれる性質。

 それは、他者との違いに他なりません。

 

 誰もが、それぞれ優先順位を持つ。

 自分にとって必要なものも人によって違う。

 

 その「差異」が露呈し、社会の枠組みから外れている場合は

「悪」や「間違い」とされ排除されてしまう。

 

 悪を成敗する という筋書きは、いつしか


 善人と悪人という構図を生み出し

 善人になるために必死で生きるというストーリーを加速させました。


聖者の自分の憧れを投影し、


 罪人に自分の影を投影し、


 良いと悪い、正しい、正しくないのジャッチを繰り返す世界。


 外側をジャッチするということは同時に自分自身をジャッチしていると変わらず無意識に生み出した、苦しみの中でいつしか窒息してしまう。

 

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 これが「正しい」、「これが正しくない」と自分の中でルールを作ると


 そのルールを破る人を、許せなかったり、認められずまた、自分がそのルールを破った際には自分のことが許せずに

 知らない間に、狭い狭い部屋に自分自身を閉じ込めてしまいます。


 ただ、これまでは、世界全体が「ルール」や「ジャッチ」の枠組みで作られてきたので

その中で生きる私たちは自ずとその枠組みに収まって生きることを余儀なくされてしまう。


 そこから離脱して、自分で道を作るにはかなりの勇気と情熱と確信が必要な背景が

そこにありました。

 

2020年、2021年に経験した世界。


 世界が二分する様を、多くの人が目にし、肌で感じ、その中で「中立」という視点が育ち

大きく集合意識をジャッチから解放し、モーションが起き、今、迎えた「加速点」。


それは、まるであらかじめ設定されていたようなタイミング。


 創られた世界から、離脱し、本来の世界へダイブできるタイミング。

 

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「個の現れが世界である。」


古くから云われる言葉ですが


身の周りに起きる出来事が、自分とは無関係で無いと知り受け入れた時に初めて、長い長いゲームを終えることができる。


 ジャッチの世界は全ての事柄を「いいか」「悪いか」に選別する世界。順位をつける世界。


 それに親しんだ魂たちの中にはまだゲームを楽しみたいという魂もあるでしょう。

 

 一部が富める世界を望むのか、全ての人が富める世界を望むのか

 

 前者は生き残りを掛けたサバイバルゲーム。後者は、紡がれるストーリー。

 

 全く異なる世界が、同時進行で進んでいく。

 

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 これから一緒に時間を過ごしていく人と、反対に 関係性が薄れ会わなくなった人とがはっきりしていると感じている方もいらっしゃると思います。


 占星術は天空の星の運行と地上の出来事との関連性を研究する学問ですが目に見えるものと違い、その真偽は定かではありません。

 

 ただ、日々星の動きと世界情勢や、流れを見ているとそこには、共通する何かが流れていて、全ては繋がっているという感覚を覚えます。


 「時間は未来から過去に向かって流れている」


 初めて会ったのに懐かしいと感じたり、


やったことがないのに、何故かできたり、


直感が働いて、進むべき道が自然と分かったり、


 不思議としか言いようがないようなことを、淡いサインとして感じるのかもしれません。

 

 目に見えず、確信がないことを共有できる人を「友」としてここから先、道を歩いていくでしょう。

 

  見たい世界を見たいのなら、まずは自分の世界からと 星は2020年から警鐘をさらに大きく鳴らしてきました。


 それを大きく応援してくれるかのような環境は整ったというようなタイミングが今回の冬至なのです。


 境界線のある世界、ない世界

 

 あなたはどちらを選びますか?

 

  あなたの望む世界へようこそ。

 

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 追記

 

 今年で、生まれた生年月日から持っている資質を読み解いていくという

 対面でのホロスコープセッションを終了したいと思います。

 今までありがとうございました。

 

 2019年3月から始めたブログ、。

 2020年に起きる「転換期」。

 グレードコンジャンクション

 そして、2021年12月22日の冬至に向けて

 

 自分らしさを手にするためのお手伝いが星を通してできたらと

 そしてこの冬至をゴールにと書かせていただいていました。

 

 今日は一つのサイクルが終わり、始まるようなタイミング。

 

  いつも、読んでくださる方がいて、とても励みになりました。

 毎月、やってくる新月、満月。

 月のリズムに体、心を合わせていくと、

 「願いごと」が叶うということが、自然に起きてくるから不思議です。

 それは、もしかしたら 意識しているから起きていることかもしれませんが、

 毎月巡る月と太陽のテーマについて意識して、向き合って行くことは

 今、思えばかけがえのない時間だったと気付かされます。

 

  この3年 星のサロン、WS、イベント、セッション、オンラインサロン

 様々な試みをしてきました。  

 

  星の世界を通して、多くの方と関われたことに感謝です。

 

 哲学、神話、心理学、精神世界、天文学、芸術 

 に繋がる星の世界。

 

 今後も、インスピレーションを与えてくれる星の世界に

 様々な形で関わっていきたいと思っています。

 

 ブログは、毎回の新月満月についての更新は無くなりますが

 マイペースで日々もことなど、綴っていけたらと思っていますので

 これからもよろしくお願いします。