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Diary of C

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射手座で日食 〜大いなる飛躍〜

 

 12月4日 PM4:44 射手座にて新月

 

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 前回の満月からのストーリーは、今日12月4日に射手座で起きる新月へと続いてます。

 

  11月19日に牡牛座で、月食を伴う満月が起きました。

 

 約3時間にに及ぶ月食でしたね🌕。

 

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 私は、ちょうど満月を迎える18時頃、珍しく睡魔に襲われて、

 夕食の準備を済ませて、横になり気がつくと深い眠りに落ちていました😴

 

  11月19日の月食辺り、このタイミングで何かが変わったと感じた方も、

 

 実際に大きな変化を体験した方も多くいらっしゃったかもしれません。

 

 古代では、赤銅色に染まる月 「月食」は

 人々の心の奥にある、普段は隠されているものを目覚めさせるものとして恐れられていました。

 

 夜空の明るく照らされている満月に影が落ち、その姿が夜空から消えいく。

 

 科学のない時代には、赤く染まる月は

 何か大きなことが起きる前触れ、前兆とされ恐れられていました。

 

 そして、今回は月が太陽の姿を隠す日食。

 

 今回の日食は日本で見ることはできませんが、「皆既日食」ということで

月、太陽、地球がほぼ一直線上に並び、太陽を月が覆います。

 

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 太陽が空から姿を隠すその様も、また赤く染まる月「月食」と同じように恐れられていました。

 

 古来から太陽🌞は「王」「為政者」を表し、月🌛は「国民」「民」を表していました。

「王」を表す太陽を「月」を表す「国民」が覆うということは、

「革命」「政変」を表し、「日食」は大きく時代が変わる時・・・

 そんな風に捉えられていたですね。

 

  表面的には、「王」「国のトップ」「権力者」にとってはその立場を脅かすことであったとしても

 ただ、深くその意味を紐解いていけば

 「古い確執を取り除き、古い体制を解体し、奥底に隠された感情を解放し、積み重なった悲しみや恐れを昇華し、大きくリセットをかけていく」

 根底には、そんなメッセージが流れています。

 

 もっと身近な例で例えるならば

 

 今まで、慣れ親しんできた環境や、ともに時間を過ごした人

 そして、自分だと思い込んできたもの、

 居心地が良かったものに「違和感」を覚え、何かが違うと感じ

 「変化」を受け入れていく時間。

 

 そして、

 それを手放すことで 大きく「飛躍」する。💫

 

 そんな風にメッセージを受け取ることができるのかもしれません。

 

  何かが変化していく時は「不安」や「恐れ」を覚えるかもしれません。

 

  占星術に登場する星の中で「冥王星」という星があります。

 

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 破壊と再生を誘う星として、神話では、冥界の王ハデスに擬えられています。

 

  破壊と再生。

 

 

  例えば、街並みで長年あった建物が解体されていく様を見ることがありますが、

 

 慣れ親しんだ景色が失われていくのを目の当たりすると、どこか寂しい気持ちになります。

 

  でも、そこが更地になり、新しい建物がたち、少しするとそこに何があったのかさえ思い出せなくなる。

 

  変化は寂しさや悲しみを連れてきますが、また同時に新しい世界を連れてきます。

 

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  半年に一度起きる月食、日食にはこの「破壊と再生」という意味を伴い グレードリセットと呼ばれ

 街並みの一部というより街並み全体を変えてしまうほどの力があります。

 

  以前見ていた景色が見られなくなるというのは、物理的な意味だけでなく

 

 同じものを見ても、以前と同じように感じられないという意味があります。

 

 小さな頃、夢中で遊んでいたおもちゃに興味がなくなるように、

 

  意識が成長するにつれ、心に触れる音は変化していきます。

 

 以前、自分に喜びや、希望や夢や未来を見せてくれていたものが、その像を結んでくれなくなる時。

 

 

 そこに「無」が現れます。

 

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 目標としていたものに「魅力」や「情熱」を感じなくなり、そして浮き上がる「虚無感」。

 

  虚無感を拭うために、また再び、「架空の目標」を設定してそこに向かい進むこともできますが

 また、時間が経てば剥がれ落ちてしまう。

 

 多くの物質や、情報に取り巻かれた私たちは、「無」や「空白」を恐れて、何かで埋めようといているように見える時さえあります。

 

 無を感じずに、無や空白を追いやり、何かで埋めようとすると

 

 そこに現れるはずの道筋も、そこに聞こえる音も埋もれてしまいます。

 

  無が現れようとする時、コントラストが強くなります。

 

 騒音や雑音も大きくなり、意識をしないとそちらに引っ張られてしまいます。

 

  何かを発信しなければ、

 

  何かを伝えなければ、

 

  何かをしなければ

 

  誰かといなければ

 

 騒がしく、忙しい心を、横に置いて

 

  目に入る、情報を遮断して、静けさを。

 

 日食を伴う「新月」を迎えるにあたって 「無」「空白」「沈黙」をぜひ意識してみてください。

 

 追い求める から 受け入れるへ。

 

 その先に待つのは「大いなる飛躍」。

 

 自分自身に深く深く向き合う蠍座の季節は、助走をつけるような時でもありました。

 

 11月がキツかったという方は、そこでの経験をバネとして次のステージに大きく飛躍できる時でもあります。

 

  これから、大きなサポートがやってくると星は伝えます。

 

 空白、無がある場所にサポートはやってくるでしょう。

 

 星の世界でも、スピリチュアルの世界でも耳にする「二極化」。

 

 それは、

 

 同じ空間にいながら、同じ時代に生きながら、全く違う世界を体験することになる世界。

 

 目覚めるか、深い眠りにつくか。

 

 あなたが世界の中心のような世界か、

 

 あなたが世界の一部のような世界か。

 

 

 魂は、自分に合った世界を選ぼうとし、

 

 太陽と月はそれを力強くサポートしています。

 

  12月1日に半年間、逆行を終えた海王星が順行に転じ、集合意識は大きく動き出します。

 

 まるで、マジックではないかと思うような時間の始まり。

 

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 12月4日午後4時44分 射手座にて日食を伴う新月

 

  日本からは見ることはできませんが、12月22日冬至に向けての大切な節目となります。

 

 ぜひ、自分自身と向き合う時間をとってみてください。

 

 それでは、素敵な新月をお過ごしください✨。