2022年の中で 大きな節目となる今回の新月。
2月5日から続いていた約3ヶ月間続いた 長い「全天体順行期間」。
4月30日の冥王星、順行終了とともに終わりを告げ
そして翌日、5月1日に牡牛座で部分日食を迎えました。
冥王星逆行開始、牡牛座日食とかなりディープなエネルギー。
身体にまつわる何かしらの不調や変化を感じている方い多いかと思います。
そんな時は、「うまくいかないもの、楽しいと心から思えなくなったものを
手放し、新しいものに目を向けていく」というサイン。
前のように機能しなくなったものにいつまでも執着をせずに、
新しい仕組みを自分自身で作っていく時期なのかもしれません。
今回の部分日食は日本からは見えません。
日食は太陽が1度姿を隠すという現象。
太陽の光が途絶えるということで、歴史上では日食は「政変交代」「王の失脚」を
意味し、忌み嫌われる時代もありました。
ただし、見方を変えれば それは「新しい時代」の到来を意味し
古い体制を脱ぎ去り、新しい体制を取り入れていくタイミングとも受け取れるわけです。
今回、日食が起こるサインは「牡牛座」。
牡牛座は物質的な豊かさ、身体、五感、才能、収入などを表すサインであり、
それらの事柄において、新しい体制が始まるときを意味します。
2月4日から流れていた「全天体順行期間」という時間。
全ての星たちが前へ、前へと進む。
2月4日の立春、3月21日の春分と段階を踏みながらトップスピードで時間は進んできました。
咀嚼したり、検討したり、迷ったりする時間もなく押し流され、
環境や、人間関係、仕事、物事に対する考え方などが目紛しく変わり、
決断を迫られたり、変化を余儀なくされたり、さらに物事がどんどん展開していく
過渡期のような時間を星たちは牽引していきました。
過渡期とは、移り変わりの途中の時期を意味し、
物事の移り変わりの途中で、まだ物事が安定してない時期を意味しますが
2月から4月、特に3月から4月にかけて
「一体 どちらに物事が展開していくのだろう」というような
先の読めない時間、混沌とした時間が流れていました。
流れに身を任せること、と自分で選択することのバランス感覚を試される。
すべてが同時進行で、何を優先順位にしたらいいのか、どちらが正しいのか、
選ぶ時間もなく、来た球をとにかく打ち返していくような流れ。
そんな流れがの中がここにきて「1点」に集約し始めます。
今からは自分が打ちたい球を打っていく展開へと。
2月から4月にかけの過渡期に時間
「自分を超える」ような体験をした方も多くいらっしゃったかと思います。
「自分を超える」「環境が大きく変わる」そういう機会が目の前に来た時
それを選択することも、しないことも本人次第で、どちらかが正しいということもありません。
この3ヶ月は、大きな波が押し寄せるような時間で、
トライした人にとっては、とてもしんどいなあというような局面もあったかもですが
「枠」を広げるチャンスタイムでもありました。
居心地の良い、正解が分かるような安心安全地帯から外に出て、掴みとったものを
使い、自分の世界を新しく構築していく時間がここから始まっていきます。
魚座に滞在していた「1年の流れ」をリードする木星は5月11日に12星座
トップバッターの牡羊座に移動。
夢が無限に広がり、一つ間違えれば妄想に囚われるような、正しく使えば魔法を使える時間が終わり、
「あなたにとっての答え」が浮かび上がってくるでしょう。
「一点集約」。
「現実化」。
点と点が結びだし、像を結び、「形」として浮かび上がる。
新しい日常が始まる「節目」。
眠る人は星に従い、
目覚めた人は星に乗る。
「現実をクリエイトしているのは自分自身」。
目に見えない力を使い、目に見える形に具現化していこうと牡牛座日食が誘うでしょう。