夏至から、本格的に大きな変革の時間へと突入し、
今年、2度続けて起きる「水瓶座の満月」の1度目を迎えます。
ジャスト満月は24日、AM11:37分ですが
今夜もほぼ満月に見える月が上がっていました。
前回の水瓶座新月での願いごとに対しての何らかの答えが届くタイミング。
その時のブログがこちら
↓
https://planet0story.hatenablog.com/entry/2021/02/11/171220
風の時代到来と謳われた2020年。
パンデミックにより、日常の再構築を余儀なくされた世界。
ヨーロッパが1ヶ月ロックダウン、
オリンピックの延期、無観客での開催など
誰が予測できたのでしょう。
世界では異常気象による災害が各地で起き、
経済活動を最優先させた結果の負の遺産に対峙せざるを得ないターニングポイントに来ているようです。
世界を変えていかなければいけないという思想は、
時代をリードする若き環境活動家だけでなく、多くの人々に浸透しつつあります。
大きなことができなくても、禁欲的にならなくても、日常でできる小さなことで
何ができるかなと私も日々考えています。
喜びや、新しい体験、感動、期待に心を踊ろらせながらも、同時に肥大しすぎた欲望の熱を冷ましていくこと
制限と同時に、解放していくとこ、相反する事象の中で答えを見出すことができるかが
これからの未来の鍵になってくのではないでしょうか。
2020年12月に水瓶座で起きた20年に1度の「木星」と「土星」の会合。
木星は、拡大、希望、解放の星。
土星は、制限、反省、縮小の星。
相反する二つの星がが風の星座である「水瓶座」で重なり風に時代へと、時代のシナリオは動き出しました。
そして、7月24日、8月22日 2度の満月🌕が水瓶座で起き、ここで完全に風の時代の移行が行われることとなります。
天にあるものは地にもあるという言葉のように、外側で起きていることは同時に私たちの内側にも影響を及ばし、
また 反対に私たちの意識は外側にも影響を及ばし相互で成り立っています。
満月に開会式となったオリンピックは、無観客での開催という前代未聞のスタイルをとり
白でも黒でもない答えが、必要となるこれからの時代を象徴しているかのようです。
正義を唄う水瓶座。
過度な他者への正義の制裁は脳の快楽中枢を刺激して、ドーパミンを放出し快楽のループに留めてしまうこともあります。
対立や争いは旧時代のもの。
相反するもののコントラストからの脱却。
それは、中立や中庸を取るということを越え、創造的な答えを導き出す「知恵の復興」を意味しています。
おそらく、今後 新しい技術革新により私たちの生活は劇的に変化していきますが、同時に太古からの知恵の復興、自然への信仰なども再興していくでしょう。
近未来的な建物の中に、それを覆うような緑、自然とテクノロジーが手を結ぶ新しい世界に向けてシナリオは動いていきます。
弱さと強さ、儚さと不朽、男性と女性、善と悪、東と西、未来と過去、自由と制約、相反するものたちが対立することなく手を結ぶ世界の始まりは
私たちの内側でも同時に起きています。
2020年に起きたパンデミックは、「アクセル」と「ブレーキ」を同時にかけるという難問を投げかけ続け
葛藤や摩擦、軋轢を生み出し、その苦しみの中で YES でもNOでもない「答え」を導き出す力を与えてくれたのかも知れません。
日常でも、二つの意見が対立することはよくあることで、
揉めるなら、辞める。
自分と価値観が合わない人とは縁を切る。
罪を犯したら罰を与える。
問題が起きたら、責任の所在を突き止める。
どちらが勝ちか、どちらが正しいか
など、白黒つけることで、ある種の決着をつけてきたのがこれまでの時代。
地の時代の「思想」はこれまで私たちを守り、正解を与えれ来てくれたかもしれませんが
これからは、「正解」がない世界、そしてその根底には「全ては一つ」という思想。
2022年は、ワンネスの時間。
今年、2度の水瓶座満月により、普遍性と個性がブレンドされ、ワンネスへの準備が始まります。
あなたは私。
私はあなた。
この感覚がこれからとても大切になってきます。
というより、この感覚がないと世界に淘汰されてしまうかもしれません。
ホモサピエンスである、この時代に生き残った種族が真価を問われている今、
飽くなき欲望から目を覚まし、創造的な喜びを思い出すとき。
欲望のベットで眠ったままか、目覚めてリアリティを生きるか
その合間の夢現で生きるか・・・ 好きな未来が選べる2021年。
そして、相変わらず、どれがが正しいというわけでもなく
答えはそれぞれに委ねられています。
7月24日から8月22日は、かなり濃密な時間になるでしょう。
自分にとって、ナチュラルに受けいられるもの、魂がイエスというものを選び抜き
秋分に向かい、清らかなクオリティを創り上げましょう。
本格的な風の時代のスタートを宣告する2度の水瓶座満月🌕。
瑞々しく、清らかな月は
自らの創造力に気づかせ、偽りの現実からの脱却を後押ししてくれることでしょう。
◆追記
私にとっての1ヶ月。
先月の夏至から、いろいろなことが立て続けに
起きて、変化せざるを得ないというようや時間でした。
物事の視点も、日常も
目まぐるしく変わりましたが
全ての道が行き止まりになったとき
人は下か、上をみますが
いつでも上を見ることで
進化することができる。
そんなことを痛感した時間でした。
星の世界に携わっていると上を見るくせがあるので幸いです笑。
多くの方々の星を読んできましたが
運がいい、悪いはなく
ただ、物事の捉え方。
どんなに素晴らしい星を持っていても
使わなければ、そのままで
どんなにタイトな星周りでも、使いこなせば
唯一無二の力となる。
有限の選択肢の中で何を選ぶのか。
新しい時代を迎えて、
占星術も、占いとしての機能はもう必要とされなくなるでしょうね。